pleaseとpolitenessのお話。

今日の授業で面白かったことを少しメモ。pleaseっていう言葉はよく疑問文の最後あるいは疑問文中の主語の後ろにおかれて、依頼などの際により丁寧さを出すために使われたりしますよね。例えば

Could you tell me how to get to the station please?
Could you please tell me how to get to the station?

こんな感じで。で僕の中ではこういった助動詞が使われている依頼の文や、

Do you mind hitting the light on?

みたいなのだったらpleaseつけるのわかるんですよ。たぶんこの場合は文末しかダメだと思いますけど。でも、今日教科書に出てきた文で、

Do you know where the bank is please?

っていうのがあったんですね。この下線部のところにいろいろ場所を表す名詞句を挿入して使うみたいな。それでまあエクササイズのメインはイントネーションパターンについてだったんですが、僕にとってはこの文にpleaseが付加されてるのにすごい違和感があるんですね。なぜかというと、なんか押し付けがましく感じてしまうからです。もちろんコンテクストにはよりますけど、道でこうやって聞かれたら、話し手は知ってるかどうかが知りたいのではなくて(いやそれはもちろんそうなんですが)、その先のことを知りたいわけじゃないですか。つまり、この文にこめられてる一番大事なメッセージは、「知ってたら教えてほしい」ってことだと思うんですね。そういう点でいうと、tell meを使って「教えてくれませんか?」というよりは「知りませんか?」の方がより婉曲表現な気はします。「教えてくれませんか?」だと、知ってるのが前提で、つまり、質問している相手が「銀行の場所を知っている」と確信して聞いてると考えられますよね。なので「教えてくれるか否か」を聞かれてるわけであって「知らない」は選択肢にないですからね。表面上は。もちろんtell meの場合だって、”Sorry, I don’t know.”という答えは何も問題ないわけですけど。たぶんこれって日本語でも一緒で、というかむしろ日本人なら「すいません銀行どこにあるかわかりますか?」と聞く方が一般的な気がします。「銀行への行き方教えてくれませんか?」と聞くよりも、場所がどこにあるかわかるか聞いた方が丁寧な感じしません?なんとなく。だから、たぶんあまり英語が得意ではない人に、「あなたは銀行へ行こうとして、道に迷いました。通行人の人に助けを求めましょう。さて英語でなんと聞きますか?」みたいな質問出したら結構な割合でDo you know~?が出てくるような気がしますがどうでしょう。それで、Do you know~の場合なんですけど、せっかく「知っていたら教えて欲しい」というメッセージを隠しているのに、pleaseが付加されることによってその隠されたメッセージが前面に出ちゃってるように感じるんです。pleaseをつけることによって丁寧さをあげようとしているにも関わらず、なんかそれが逆効果になってしまっているように僕は逆に感じてしまうんですね。まああくまで個人的な感想なんですけど。でも話を聞くとまあイギリスではこういう感じでいろいろな表現にpleaseをつけることが割とよくあることなんだそうです。イギリス行ったらよく耳にすると。

まあそうなのかあって感じなんですけど、それでもなんだかこの文は変だなあと。

Do you know where the bank is?

よりも、

Do you know where the bank is please?

の方が丁寧さが上であるというのが僕にはどうもしっくりこないなあと思ったのでした。そんな話。

アメリカ  New Hampshireより。

おしまい。

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