実習終わりました

どうもみなさんこんにちは。しばらく実習のことについてのブログを書けていなかったのですが、火曜日に最後の授業を終えて、今日ポートフォリオを提出して実習を終えました。これで僕は全てのコースを終えたので、あとは修論の提出のみということになりました。残り日数は少ないですが、他になにも心配することがなくなったので集中して取り組みたいと思います。

さて、実習のことについてブログは書いていなかったのですが、毎授業ごとにreflectionは書いていました。それらのreflection paperとlesson planの他にresumeとかが入ってるportfolioのリンクを貼っておきます(※123ページありますのでご注意を)。resumeに僕の今住んでる住所と電話番号が書いてあるので、それは黒塗りしておきました。

https://drive.google.com/file/d/0BzA9X1kZX185UVJvZWRoVS1tZXM/view?usp=sharing

portfolioがどんな構成になっているのか目次だけ紹介しておくと、

  • Introduction
  • Resume
  • Philosophy of Teaching Second Languages
  • Description of Teaching Site
  • Goals for This Practicum
  • Personal Needs Assessments
  • Personal Goals and Objectives
  • Reflections on Observations
  • Lesson Plans
  • Reflection on Teaching

という感じになってます。これは一応先生のrubricに沿ってこういう構成になってまして、何をportfolioに含めるかも僕が決めたわけじゃないということころがちょっとトリッキーです。各lesson planの後に、その授業で使った教材のDropboxのリンクを貼り付けています。また、全部読むのだるいしって言う方がほとんどだと思いますので、目次というものを作ってみました。初めてやったのでなんか試行錯誤しながら初めてWordが俺の言うこと聞かないとはこういうことかとか思ったりしましたが、目次をクリックしていただくとその章にジャンプするようになってます。このportfolioには僕が授業でなにやったか、その授業やってなにがうまくいって何がうまくいかなかったのか、なんでうまくいかなかったのかといったことが書かれていまして、lesson planとその授業のreflectionを読んでいただくとそれがわかるかと思います。

そんなわけで、まあ色々あったんですがやっとこさ終わりました。実習が始まった頃は、終わるときの自分が想像できませんでしたし、日々の授業も本当に手探りでした。カリキュラムがないので、自分で生徒さん達が今必要としていることはなんなのかというのを毎回の授業の中で探して、あるいは提出してもらったワークシートの丸付けをする中で見つけて、それを授業に取り入れながら、また自分が大切だと思うことも織り込みつつやって来ました。なので、毎回毎回授業を考えるのに本当に苦労しましたしかなり時間がかかりました。授業の時間は一回に3時間ですが、実際にその中でやる活動というのは1つかあるいは2つほどだったのですが、それでも正直指導案を書くのが本当につらいなと思うほどでした。

一番最後の授業では、最後にも関わらず新しいことにチャレンジしてみたりもしました。詳しくはportfolioの中のreflectionを読んでもらえばと思うのですが、カレンダーを見て、ひとりずつ僕と話をしてappointmentを取付けるというtaskでした。モデルを示したり、こういうphraseやsentenceを使おうという指導を一切せずに、今ある自分のもてる全てを使ってとにかくtaskを遂行するというのを目標にしました。もちろん僕は一話し相手に徹して、コミュニケーションを断絶させないような支援以外、つまり教員的目線での支援は一切しませんでした。それをPCのボイスレコーダーで録音し、あとでみんなで聞きながらフィードバックをしていくという授業でした。実はその前の週の授業で、Can I make an appointment?という文をターゲットとして扱っていました。また、授業のイントロでそのセンテンスをもう一度復習はしたのですが、結果的にそれを会話中で使った人は一人もいませんでした。もちろん僕が担当しているのは本当に下のクラスで、センテンスレベルで産出出来る人が数名いるかくらいであとは単語をどうにかつなぎあわせてコミュニケーションするという感じです。ですがそれでも、「アポをとる」というのは彼らにとってできなくてはいけないtaskです。なのでその彼らが必要としているtaskにまず挑戦させて、自分の現在のレベルと目標の差を確認してから、じゃあそこを埋めるためにはどういうことが必要なのか、例えばまずは曜日を先に、曜日が決まったら時間を決めて、ということや、”appointment”という単語だけや”I have appointment.”と言うと、特に後者はミスコミュニケーションが起きやすいこと、そこでCan I make an appointment? まずこれを最初に言おうという流れでもっていきました。

そのあとのフォローアップ、口頭練習と、同じタスクにもう一度チャレンジさせるという段階まではいかなかったのですが、担当の先生にその部分は後日やっていただくようにお願いしました。

導入→練習→活動

という流れを僕の中では初めて無視した授業でした。

task→支援→task

といった感じでしょうか。録音した会話を聞きながらフィードバックを行う中で、「あーそうか!!」とか「そうだった!!」みたいなのが見られたので、ある程度は狙った通りの「気づき」を引き出せたのかなとは思いますが、問題はこれで気づけなかったところをどうやって埋めていくのかというところ。松井先生がおっしゃっていたことですね。

全体を通しての感想は、本当にこれはここにいるからできた体験なんだなということです。自分が初めてアメリカに来た時や、TEFLのプログラムを始めたときには、英語がほとんどわからない喋れないという人たちに自分が英語を教えることになるだなんて思っていませんでしたから。「英語を教える」ということに関して、僕が実習をやった場所が必ずしも良い環境だったとは思いません。カリキュラムもありませんし、評価もありません。学校に来て勉強する生徒よりもはるかに勉強以外に割かざるをえないリソースの方が大きい人たちでした。衣食住に困っていないというまず生活の根本のところに不安を抱えている人たちですから、それは当然理解出来ます。そのような中でも、とにかく少しでもいいから英語力を伸ばしたいと頑張ってやってきました。僕がやってきた授業は日本に帰って教員になったときに直接的に役に立つものだとは言えないのですが、それでも、初学者中の初学者に英語だけで英語の授業をやったということは、日本の中学生や高校生にもやれと言われれば英語で授業ができるということかもしれません。もちろん僕はこの実習の中でも母語でコミュニケーションが取れればどんなに楽だろうとかどんなに時間が短縮できるだろうと思う場面に何回もぶち当たりましたし、日本で教えるときには日本語は大いに授業に活用して行きたいと思っています。それは指示面やクラスマネジメントでもそうですし、日英の比較対象の視点という意味でもあります。

もちろん課題もありました。portfolioのchapter 5と6あたりで触れられていますが、日々の授業の中で生徒のニーズに合わせた授業を臨機応変に展開しつつ、一つ一つの授業を有機的に関連付けることです。これは教科書があり、指導要領があり、といった日本の中高ではあまり心配する必要がないのかもしれませんが(教科書や指導要領に縛られるという別の問題はありますが)、自分で授業を考えつつやっていくなかで、あっちにいったりこっちにいったり一貫性を失ってたと反省しています。また、授業の一部を生徒とのインタラクションで組み立てようとしたときに、どうやって自分が考えているストーリラインに(自然に)の生徒たちを乗せていくのかという難しさも感じました。授業は指導案をのとおりには進みませんし、生徒とのインタラクションは予想はできても完璧な準備はできません。いつでも予想外の反応や答えが返ってきます。それにうまく対処しつつ、「なんで?」「どうして?」といったモヤモヤをできるだけゼロに近い状態にして授業を進められるかが難しいなと感じました。とっさにいい例文やコンテクストが思い浮かばなかったり、シンプルな英語で文法を説明したりというのに苦労しました。これは自分の英語力の問題でもあると思います。

こういった課題をどうやって克服していくかが、教師の卵としての僕の次のステップなんだと思います。

そんなわけで、修論頑張ります。

P.S. 僕が7回目(最終回の前)にやった授業を先生が見に来る予定だったのですが、日程の変更によってそれができなくなってしまったために、ビデオカメラで撮影してそれをYouTubeにアップしました。公開にするのはちょっとよくないと思うので、リンクをシェアした方だけが見れる限定公開の設定にしてあります。もし興味がおありの方がいらっしゃいましたらリンクをシェアさせていただきますのでTwitter等でご連絡ください。

では。

アメリカ New Hampshireより。

おしまい。

2013-03-26 14.44.21

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中