2014年の振り返り

さてさて,今年も気づけばあと2日で終わってしまうようですね。何言ってんだお前と思った方もカレンダー確認してみてくださいね本当ですよ。というわけで,やらなければいけないことは山積みなのですが,備忘録もかねて今年も振り返っておきたいと思います。

2014年の一大イベントといえばなんといっても名古屋に来たことです。1月から3月の間はまだ中学校で臨任していまして,その最終勤務日の夜にはレンタカーに段ボール箱と布団を突っ込んで東名道爆走してましたね。そんなわけで,名古屋で博士後期課程の院生になりました。と同時に,専門学校で非常勤講師としても働き出しました。もう4月から生活がガラッと変わったわけです。私は博士後期課程の学生ですが,M1の学生と一緒に授業に出ていたりもしていました。技術的なことを身につける必要もありましたし,1年弱研究から離れていたことのブランクを埋めるという理由もありました。それと同時に,春は学会の発表申し込みだったり,学振の申請書を書いたり(1次で落ちましたけど)しました。6月はCELESでの発表があり,8月はJASELEでの発表があり,その後には投稿論文の〆切があり,9月にはJABAETでの発表,長野のメソ研に参加,そして静岡の合同ゼミ合宿に基礎研メンバーとして参戦という怒涛の日々でした。10月にはことばの科学会で大阪に行き,そしてまた投稿論文の〆切があり,学会発表の申し込みがあり,11月には研究助成の申請書を提出し,LET中部で発表し,そして今月12月はNagoya.R #12で発表がありました。つい先日はメタ分析の論文輪読会に参加して論文2本をレビューしました。そしてこれからは来月〆切の論文1本,査読が返ってきた修正原稿の〆切2本(1本はほぼ終わり),そしてなんともう今から憂鬱感が半端じゃないんですがD1報告があります。博論…どうしよう…

とまぁとっても充実した1年間だったのではないかと思います。辛い時もたくさんあったけれど,でも本当に名大に来てよかったと思います。一緒に頑張る仲間がいるっていう環境は,何事にも代えがたいですね。とくに,隣の隣の人や隣の隣の隣の人にはとても感謝しています。彼らがいなかったら名大に来ていなかったでしょうから。まぁゆくゆくはみんな別々のところにいってしまうわけで,一緒の空間で過ごす時間は残り少ないんですけどね。それを今から考えるだけでも寂しいですが,それでも頑張っていけるようにならないといけません。自分の色が少しずつ出せるように。二人に少しでも追いつけるように。そして一人でも頑張れるように。来年(度)の目標はとりあえずそこですね。それから,心身ともに健康な1年を過ごすことです。心身ともにとはよくいいますが「心」の部分の健康がとても大事なんだなというのは名古屋に来てから強く感じるようになりました。息抜きやリフレッシュの仕方もちゃんと考えないといけないなと思います。もちろん「身」も大事。今年は持病のヘルニアが悪化することはありませんでしたが,いつ悪くなってもおかしくないので。

というわけで今年もたくさんの方にお世話になりました。皆様どうぞ良いお年をお迎えください。

 

なにをゆう たむらゆう

おしまい

P.S. メタ分析の読書会で私がレビューした論文のレジュメを置いておきますので興味のある方はどうぞ。一本目はタスクの複雑さに関する認知仮説のメタ分析。二本目はL2研究における効果量の解釈に関するメタ分析です。

Jackson, D. O., & Suethanapornkul, S. (2013). The cognition hypothesis: A synthesis and meta-analysis of research on second language task complexity. Language Learning, 63, 330–367.

Plonsky, L., & Oswald, F. L. (2014). How big is “big”? : Interpreting effect sizes in L2 research. Language Learning, 64, 878-912.

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